【ニューヨーク高橋秀明】経営危機に陥っている米自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)が、大リーグ、ニューヨーク・ヤンキースとのスポンサー契約を今年限りで打ち切ることが16日、分かった。新ヤンキースタジアムが開場する来季に関して、AP通信はトヨタ自動車とドイツのアウディ社がスポンサーになると報じている。
GMは06年から3年間、ヤンキースと看板広告のスポンサー契約を結んでいた。契約額は不明だが、GMのジョン・マクドナルド広報担当は「現在の経済状況に照らし合わせ、販売促進費などを2割削減する計画の一環として、スポンサー活動のすべてを見直している最中だ」と説明。これに対してヤンキースのロン・トロスト最高執行責任者は「我々はGMの状況を理解している。今回の(契約打ち切りの)件は互いの合意の上だ」と語った。
GMは、既にパイレーツとのスポンサー契約の打ち切りを決めており、さらに今年限りで契約が切れる大リーグ数球団とのスポンサー契約の見直しも検討していく。
政府の支援を求めているGMは、男子ゴルフのタイガー・ウッズとの年700万ドル(約6億2000万円)とされるスポンサー契約を打ち切ると発表したばかりだった。
毎日新聞
契約打ち切りとか聞くとなんかドキっとしてしまう。
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